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Periodontal Dise

こんにちは
とむ歯科クリニック歯科衛生士の日置江です♬

歯周疾患には
①炎症が歯肉に限局している歯肉炎 (gingivitis)

②支持歯槽骨に影響が及んでいる歯周炎 (periodontitis)

③機能的修飾因子として咬合性外傷(occlusal trauma)

に大別できます。
歯肉炎と歯周炎は原因、発症時期、程度により
異なる病態に分類されます。

今日は歯周疾患の歯肉炎についてお話します。
①⑴単純性歯肉炎  =歯垢のみ 歯磨きで単に言うと
磨いていない、磨き残しがあるです。
歯垢の付着により発症する歯肉に限局した炎症
なので原因である歯垢を適切に除去する事で
健康な歯茎に戻ります。

複雑性歯肉炎
 =歯垢+体調不良•ホルモンバランス
歯垢だけではなく他の因子により更に影響を受けます。
⑵1.思春期性歯肉炎
直接の原因は歯垢
思春期特有のホルモンバランスの乱れにより
炎症が一時的に増強された状態です。
原因である歯垢を減少させる事で症状は戻ります。

⑵2.妊娠性歯肉炎
直接の原因は歯垢
女性ホルモンの増加した環境を好む
歯周病原細菌(prevotella intermedia)が
存在する事も知られています
原因である歯垢除去、一般的には出産終えて
ホルモンバランスが回復すると症状は軽減します

⑵3.白血病性歯肉炎
白血病は
造血機能に異常をきたした悪性腫瘍疾患で
歯肉から止血困難な出血として現れる事が
あるので歯科治療の際は十分に注意します。

⑵4.壊血病性歯肉炎
ビタミンC欠乏症である壊血病の口腔内所見
として増殖性の歯肉炎が現れる事があります。

⑵5.薬物性歯肉増殖症
原因は歯垢歯垢
特定の薬剤を常用している方に見られます。
(高痙攣薬:フェニトイン 降圧薬:ニフェジピン
免疫抑制薬:シクロスポリン)
歯肉の著しい増殖
高度の歯周ポケットの形成を特徴とする歯肉炎
原因の歯垢除去で症状は軽減しますが
発症するとコントロールが難しいです。

非プラーク由来歯肉炎 =磨いているのになる

⑶1.歯肉線維腫症
   2.ヘルペス性歯肉炎
   3.慢性剥離性歯肉炎
   4.アレルギー性歯肉炎
   5.外傷性歯肉炎

※プラーク=歯垢


歯肉炎にも色々な分類がありますが
主な原因は歯垢という事が分かりますよね!
毎日の歯磨きフロスで歯周病を防ぐ事が
できるというこです♬