歯周病治療 PERIO

とむ歯科の
歯周病治療

当院の歯周病治療

ヨーロッパの新しい歯周病治療
スウェーデンスカンジナビアの考え方

とむ歯科では、光田院長、柴田副院長ともに、ルギーのゲント大学での研修やヨーロッパ歯周病学会への参加を通じて、スカンジナビアペリオの考え方をベースにした歯周病治療を行っております。

[ 歯周病治療への考え方 ]

とむ歯科の歯周病治療の研修は主に歯周治療において日本主なスタディグループの1つであるJIADSそして、とむ歯科にも来ていただきましたが、ベルギーゲント大学ヒューゴ・デブルイン教授の考え方を取り入れながら行っております。

JIADSはボストン大学の歯周病学で有名なネビンス先生のコンセプト、歯科医師が綿密な診査診断の下、やり直しのしない治療目指す考え方「臨床歯周補綴学」を大切にする考えでヒューゴ教授から学んだのは、スカンジナビアペリオ(スウェーデンなど北欧の大学の疫学的な歯周病学の考え方)を取り入れつつも、その国にあった価値観や文化を考慮しながら患者に対して治療を行う考え方、どちらかというとコミュニケーションを行って患者さまに選択をさせる考え方と思います。

私個人の考え方ですが、医療は体を扱うものすごく慎重に進めなければならない仕事だと思っております。患者さまのご意志をしっかりとお聞きすることは大切ですが、時間をかけて信頼を気付き進めていく治療と時間的に医師の裁量を認めていただき、患者さまを引っ張って進めていかなければいけない所の2面があると思っております。最近の社会は個人権利意識が強い所がありますが、権利の主張でなく、相手を信じるという日本ならではの精神を大切にしなければいけないのではないでしょうか?医療に関しては本当に真剣に考えております。

是非、患者さまと長いお付き合いをさせていただき、信頼関係が十分に構築されている中で治療や予防のサポートをさせていただきたいと思っております。

基本は「経過をしっかりとみていく、治療するならやり直しをしない治療を目指す」

基本は「経過をしっかりとみていく、治療するならやり直しをしない治療を目指す」ということを大切に考えています。
歯周病治療の成功は患者ー歯科医師・歯科衛生士との信頼関係と行動で成功するかどうか決まります。
とむ歯科では、患者さまに誤解をあたえる言葉は使いたくありません。
歯周病は「治る」ことを目指すのではありません。
歯周病は「コントロールできる」ことを目指しています。

例えていうならダイエット

例えていうならダイエット
患者さまはボクサーのように一時だけ痩せたい事が目的でしょうか?どちらかと言えば、自分の目指すボディラインがあって、それを維持できる健康的な体作りを目的している人が多いと思います。
歯周病も同じです、歯周病の進行を抑える、そして「継続してコントロール」していく。歯科医師・歯科衛生士はコントロールしやすい状態に変えたり、患者さまに指導することはできます。最終的には、強い信頼関係の下でより高度な歯周病治療などを提供できればと常に思っております。
とむ歯科はこのような考えに共感していただける患者さまのお手伝いをしたいと考えています。

定期的な歯科医院によるメンテナンスの重要性を
どうかご理解いただき、
ご自身のかけがえのない歯を大切にしていただきたい
と願っております。

治療方法

歯周外科・エムドゲイン再生治療
歯周外科・エムドゲイン再生治療

歯周病は歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。
エムドゲイン再生療法では、エムドゲインという薬剤を使用し歯周病菌に侵され溶けてしまった骨を再生させる治療です。歯周病の進行度合いなどの症状によって、全ての骨を再生できる骨を再生できるわけではありませんが、この治療によって歯の寿命を伸ばすことができます。
エムドゲイン再生療法について詳しく知りたい方は、お気軽にご相談ください。

レーザー治療
レーザー治療

歯周病治療の1つとしてレーザーによる治療法もあります。
炎症が起きている歯周ポケットの中を、レーザーで照射し、歯周病菌を死滅させます。また、レーザーの効力により、弱っている歯ぐきを健康な状態に戻していきます。
レーザーによる歯周病治療は、痛みもなく、短期間で歯周ポケットの殺菌が可能です。

定期メンテナンスについて

定期メンテナンスについて

3か月に1度のメンテナンスを

歯周病治療ではじめに行う治療は、歯科衛生士による専門的なクリーニングです。歯周病の進行状況に関係なく、歯周病の原因であるバイオフィルム除去を行います。このバイオフィルムを除去するための処置をスケーリングといい、歯の表面や歯ぐきの歯石を専用機器で取除いていきます。
歯周病菌のかたまりであるバイオフィルムは、毎日の歯磨きでは取ることができませんので、歯科医院による定期的なメンテナンスが大切です。